Business企業活動を通じてスノーピークが目指すもの

スノーピークが提供するライフバリューや商品の提供といったビジネスを通じて、サステナビリティに繋がる活動を行っております。
現代社会が抱える人間性の低下を回復させることを社会使命と捉えたビジネスモデルの構築や、
使い捨てではなく長期間利用できる商品づくりを行うための仕組み構築を行っております。

「野遊び」を通じた人間性回復による、
現代社会が抱える社会課題への対応

スノーピークが提供するライフバリューや商品の提供といったビジネスを通じて、サステナビリティに繋がる活動を行っております。現代社会が抱える人間性の低下を回復させることを社会使命と捉えたビジネスモデルの構築や、使い捨てではなく長期間利用できる商品づくりを行うための仕組み構築を行っております。

スノーピークが考える商品開発を通じた
サステナビリティへの取組

使い捨てでなく長期間利用できるような感動品質の商品提供を行うことで、ユーザーの製品利用に対する考え方やプロダクトライフサイクルの長期化への取組や、自然環境への負荷も念頭に置いた開発を図っています。それらを実現化するためにモノづくりに対する各種仕組み構築を行っております。

感動品質の商品開発を行うための3つのルール

3つのルールを守り開発を行う中で、無駄を省き、長所を研ぎ澄ませることで唯一無二のスノーピーク品質を形成して参ります。

  • 1.まねをしない

    設計上で一番大切なルール。他社製品とそっくりのものを出しても、世の中にとって現状維持でしかなく、アウトドアライフを豊かにする事にはならない。たとえ売れるとわかっていても、まねをするのであれば私たちにとって無価値である。

  • 2.とことんこだわる

    まだ世の中にないアイデアが見つかり、製品開発がスタートしたら、可能な限り多くの使用シーンをイメージしながら、使いやすさや頑丈さを試す。そのカテゴリーにおいて最高峰と言えるくらいまで造りこむ。それがスノーピークのスタイルになる。

  • 3.シンプルにつくる

    極力パーツ点数を減らし、意味のないデザインは削ってゆく。それにより余計なコストを抑えられ、なにより安全で壊れにくいものになるのだ。使い勝手を追求し、ムダを徹底的に省いた製品は、結果として独自の美しさをもたらす。

感動品質の商品開発を行うための3つのルール

仮説と検証のプロセスを多段階的に行うだけでなく、ユーザーからのフィードバックを商品開発に生かすことで
顧客に寄り添った高い品質の商品を生み出す仕組みを形成しています。

設計+仮説検証(フィールド)

開発過程において立てられた仮説が正しいものであるのか、机上での理論ではなく、雨風や太陽光が注ぎこむフィールドにパーツやモックアップを持ち込み、満足なデータが取れるまで幾度も厳しい検証を繰り返す。そして厳格な検証を経て製品のスペックは決定され、アウトドアギアとして呼吸し始めるのだ。

プロトタイプ+仮説検証(製造方法・素材選定)

燕三条をはじめとする職人たちに開発者自らが直接技術を伝えながら、プロトタイプを作成し、素材や材質の選定、構造や縫製方法、製造方法、自然の中での耐久性など、あらゆる角度から品質を確認しスペックを固めていく作業に入る。ステップごとに仮説を立て、それが正しいのかどうか検証を繰り返していく。開発知識を持ち合わせていない若いスタッフは、「そんなものは作れない。勉強しなおしてこい」と職人たちから怒られながら、ものづくりのイロハを現場で学んでいく。

量産+仮説検証(品質維持)

厳しい検証と社内審査をクリアし、量産へ移行する。開発者自らが制作現場に立会いを行いながら、量産の最終確認を行う、緊張が走る場だ。こうして様々な製品が国内外のユーザーの皆さまのところに出荷されていく。しかし、プロダクトの量産がスタートしても、高品質なレベルが維持されているのか、日々厳重なチェック体制を敷き検査を繰り返している。妥協のない「仮説⇆検証」作業によりスノーピークは自信を持ってユーザーの皆さまの元に製品を届けることができるのだ。